10月1日の感想

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【わがままキミちゃん】

本日から開始した「おじゃる丸」の新シリーズですが、いきなり好感度の高かったキャラクターである、占いハムスターのキミちゃんを持ってくるあたり、なかなかいい戦略じゃないですかね、と思っていたのですが、これが非常に驚きなストーリーでした。
事のはじめは小鬼トリオの合体を見たキミちゃんがトリオの弟子になりたがるという、それはあまりにも不条理な希望から始まるのですが、やっぱり身体のサイズが違うということで、別のトリオを探すことにします。途中でオカメ姫や小町ちゃんを見かけますが、おじゃるの希望によりこれは却下。そして亀シスターズとトリオを組むことに。
これはサイズ的にもちっちゃいものクラブ会員同士ということもあり、もしかしたら新しいトリオの結成か!?と思われたのですが、亀シスターズの何気ない一言でダメになってしまうのです。それはキミちゃんにも甲羅を背負わせて3人で甲羅干し、というフレーズ。それに激しく反応するキミの捨て台詞がこれまたひどいもので、カメになるぐらいなら一人で回し車を回しているハムスターのほうがいい、というもの。
これまでのキミちゃんといえば、やはりいい子でちっちゃいものクラブの中でも割と理性的な行動と言動をしていることが多かったと思うのです。確かにいい子的なキャラクターだとなかなかストーリーは作りづらいと思います。例えばカズマだって典型的な優等生ですが、石フェチという非常に奇妙な側面を持つ少年であるからこそ、彼を中心としたオハナシができるのでしょう。キミちゃんには、おじゃる丸の中では理性を象徴とするキャラクターのままでいてほしかったのは私だけでしょうか?

 

【番外コメント】