タイトルにもうすでにびっくり。「うすいさんうれっこになる」って何かの間違いでは?とか思ったのですよ。もしくは恐怖マンガとしてでは。と思ったらやっぱりそう。月刊「世にも怖いマンガ」という雑誌の編集者にそそのかされて、それが大ヒットして・・・というような内容かと思いきや。
まず特筆すべきはあの「世にも怖いマンガ」の編集者の口ぶり。 誰もが思っていたけど、言い出せなかった一言とか、それは余計な一言というやつでは?というような内容ばっかり。例えばこんなの。
「どう見たって少女マンガじゃない」
「きみのその恐ろしいマンガ、絶対ヒットするよ」
など、うれしいんだかうれしくないんだか判らなくなっちゃうような内容。しかも超なれなれしいし。編集者という人とは面識がないのですが、こういう人っているのでしょうかね。
残りのストーリーは前にもあったように、おじゃるの烏帽子に入ってしまって、夢の世界に紛れ込むというもので、そこで少女マンガのよさを再確認して、やっぱり恐怖漫画家にはならないことに決めるという締めでした。本気で怖いマンガを書いてみたら絶対売れっ子だろうけどなー。でも貧乏のままでいてください。少なくとも私が大金持ちになるまでは。
あー、それと薄井さんの食品に対する厳しい姿勢も垣間見ることができました。
・エビフライのえびは小さくあるべし
・タイヤキのあんこは尻尾まで入っていてはいけない
・紅茶は薄くてカップの底が見えるべし
そういえば薄井さんって紅茶を飲む姿は良く見るけど、食事してるところってほとんどみたことないですね。一体どんな食生活を送っているやら気になります。月光茸以外には何を食べてるのでしょうか。