5月7日の感想

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【ありがちな欠点】

「おじゃる丸」の登場人物の中で、割と普通っぽいキャラクターといえば、この家族でしょう。そう、それはもちろん愛ちゃん、誠さん、そしてカズマ。愛ちゃんといえば、完璧に主婦をこなし、家計を助けるためにスーパーでパートさんとして働き、誠さんは会社での仕事っぷりはまだまだ謎に包まれている部分が多いとはいえ、家ではおっとりとしたやさしいお父さん、そしてカズマといえば、あのわがままおじゃるの兄として非常に忍耐強い性格であり、石集めというちょいと奇特な趣味を除けば本当にいい子供でしょう。
そんな完璧とも思える一家ですが、割とありがちな欠点があることが今日の放送で判明いたしました。それは「ガラクタといえども捨てることができない」という収納下手な主婦が陥る悪い習慣でした。どんなにくだらないものでも、どんなに役に立たなさそうでも、「いざというとき」という言葉を合言葉にして絶対に捨てないのですよ。究極は穴があいているクタクタの手袋(片手のみ)。これは「靴下が片方見つからないときに履く」という誠さんの理由により捨てることができなかったぐらいなのですよ。
このうちは絶対に片付かないなと思ったのですが、くしくもおじゃるも同じことを思っていたようで、久しぶりにおじゃると同じ意見であることが発覚しました。いつものおじゃると違って、たしなめるという役回りを演じていて、ちょっとばかり貴重な回なのかもしれないなと思いました。