歌はそんなに風変わりではないのに、それに伴う映像がかなり行っちゃってる番組というのは「おかあさんといっしょ」ばかりではありません。「おかあさんといっしょ」の「イカイカイルカ」や「せんたくものだゆう」など、インパクト系映像大好きな私としては、たまーにとんでもない映像がみれる「英語であそぼ」の歌のコーナーは目の離せないひと時となっております。
で、この日の放送では「I've Been Working on the Railroad」という日本語にも訳されて小学校で歌った覚えのあるようなこの歌が放送されたのですが、これがまた凄いことになってました。出だしは古き良きアメリカを象徴するような映像が流れ、小汚い格好をしたクリスとダリオが一生懸命線路を作ってる場面が。と思ったらいきなり音楽がファンク調になり、二人がバリア星人(って知ってる人は少なくなってしまったかなぁ?)のごときガビガビの衣装をまとって乱舞するのですよ。スタジオのセットも、なんていうか前時代的だし、二人の衣装も70年代のSFかと思わせるような古臭い感じ。そして最も気になったのは二人の体格の差でしょうか。プロポーションの整ったクリスと、ビヤ樽を思わせるお腹をでっぷり抱え、重心もかなり低い位置にあるダリオ。あの衣装でならべちゃダメですってば。
これまでもクリスが動物に扮したり、はたまた恐怖の赤ん坊少女になったりとか、「ムトゥ:踊るマハラジャ」かと思わんばかりの衣装で踊ったりってのもありましたが、ここまで前半と後半のギャップ、そして二人のいでたちのギャップが激しい曲はあったでしょうか。なんだか凄いものを見てしまいました。