これまでに出会った怖い花といえば、食虫植物のウツボカズラとか、めちゃめちゃでかいラフレシアなどがありました。どっちも図鑑でだけどさ。で、今日はもっと怖い花と遭遇しました。その花が出てきたのは「ひとりでできるもん」にほかならず。その名も「イレ花」。名前からも想像できるように、歯のある花です。しかも歯磨きしないと枯れるのです。怖いです。
歯があるということは、そこから何かを食べるということになると思いますが、歯並びは草食動物のそれっていう感じではなく、どちらかというと人間にかなり近かったのです。つまりこの花は雑食。肉も魚も野菜も食べちゃうんだろうなって感じなのです。
この花は先ほども書いたように、歯磨きをしないと枯れてしまうということで、まいちゃんに「歯を磨いて」と懇願するのですが、それってもしかして罠じゃないの?歯を磨いているまいちゃんの指を、ライオンがムツゴロウさんの指を食べたように、ぱっくりざっくり噛み切るのでは?そう思っただけで血沸き肉踊る血も凍る思いです。前歯を磨いてるぐらいなら手を噛み切られることはないかもしれないですが、イレ花が「奥歯も!」と要求してきた時には「いよいよか?」とか思っちゃったんですけどね。
結局そんなことはなく、無事歯磨きできちゃったんですけど、なんか物足りないよかったです。