ひとりでできるもん
全体的にオヤジギャグ的な雰囲気で進む新シリーズ「ひとりでできるもん」です。エノケンやら、やるキッチン、三枝の「いらっしゃーい」っぽいセリフ、またはサボテンのコーラス隊とか。新まいちゃん(役名「いまだまい」)はなかなかかわいいし、指南役のおねえさん(その名も「らんはんじゅく」。どうもこれは毎回変わりそうな予感)もなにがうれしいのか乱舞してるし、なかなか先が思いやられる楽しみな番組になりそうです。とりあえず安心したのはまいちゃんが、少なくともお母さんと一緒に生活をしてるということ。前シリーズは虐待とも思えるぐらい一人でなにもかもやらせましたからね。それも必要にせまられて。
ところで全体的なキャラクターなんですが、どことなくねこぢるさんの絵を彷彿させる絵柄で、どこかにイチモツありそうなキャラばかり。前シリーズのコロンに相当するプリン犬はまいちゃんの落書きが勝手に動き出すというホラーな登場をするし、キッチンでのアシスタントは大阪弁。今回登場の布団兄弟もどこか意地悪そうな目つきをしていらっしゃいます。唯一やさしそうな家(モンキーハウス?)はお腹が減ってまいちゃんに何かを作ってもらっているのに「タマゴのパンスフレが食いたい」とか勝手なリクエストは出すし。全くもー。
そんな一癖も二癖もありそうなキャラを相手にまいちゃんも「へんならくがきー」だの「半人前」だの凄まじい暴言を吐きまくるのです。いやはや。
そして気になる点が1つ。あんなに長く時間を止めていたら、まいちゃんは他の人間が止まっている間も少しずつ成長しつづけるんですよね。するとアレかい。まいちゃんは早死にする運命にあるんじゃん。これはお子様番組を模したホラーかも。
おじゃる丸
そりゃーもう「おじゃる丸」のエンディング・テーマに決まってます。これがニューアレンジバージョンな「子鬼トリオのテーマ」!キスケを見ているだけでシアワセになれる私としては、これはなかなか嬉しい限りです。ストーリーはもう定番になってきたとも言える「現代の発明に翻弄されるおじゃる」で、ちとがっかり。もっと濃ゆい登場人物を!
英語であそぼ
特筆すべきは「Work Out」のコーナーの歌!なんとあのダリオが歌ってます。なんか歌声違うなーと思ってビデオを巻き戻したら彼の名前「戸田ダリオ」と明記されちゃってるじゃないですか。そしてその「Work
Out」の途中でいつもは雑技団ってな技を見せてくれる王健さんが、拳法の型を披露してくれてます。なんかいつものイメージと違うので戸惑いまくりました。
いないいないばあっ!
いきなりダーダとかいう見たこともないキャラクターが出てきたので「もしやくぅ降板か!?」とかめちゃめちゃ驚いたのですが、なんとも自分の早合点だったりしました。ちゃんとくぅもその後に出てくるし。このダーダってなんかレギュラー(もしくは準レギュラー)になるんでしょうか?
そういえばりなちゃんの歌唱力の向上によるものなのかは知りませんが、スタジオでるんるん言いながら遊ぶコーナーの音楽がグレードアップしてました。「ちびっこマンたいそう」は同じ音楽だったけど。
おかあさんといっしょ
いきなり今月の歌はアカペラ「唄おうよ!」。ちょっと待て!歌唱力が追いついてないぞ!とか思ったんですが、まーいっか。歌唱力に関しては今更って感じだし。
注目すべきは「ぐーチョコランタン」!とか思ってましたよ。月刊「NHKのおかあさんといっしょ」でもさんざん新キャラクターを見せつけらせられましたからね。こいつらが住むのは「チョコランタン」という街。ガタラットとの別れをいまだに惜しんでいるスプーが迷い込むのがこの街なのです。で、仲良くなるであろうアネム、ズズ、そしてジャコビの3人(3匹?)と出会います。アネムは姉御肌、ズズはちょいとシャイ、そしてジャコビはお調子者ってな設定ですかねー。ちなみにスプー、アネム、ジャコビは3歳だったんだって。巨大な3歳児だのー。ズズはもっと若いらしいけど。
関係ないけどオープニングのアニメにきっちりガタラットが描かれてるんですが、戻ってくるのかな。