今年の虹色定期便はなんだか地味だなぁと思っていたところ、今回はガーナからきたホテルマン・ナナヤウさんをホームステイさせるというハイカラなエピソードでした。日本のことを学びに来たわりには「ナマの魚、ノーね」だの「日本人はお金持ちなのにチップ払わないよ」、「残業?働く時間は6時まで。あとは自分の時間」など、わがまま放題です。しかも寛市の家族は、「お肉がよかったかしら」だの、足が痺れたナナヤウを見て「明日からテーブルだな」だの甘やかし放題です。「ただのなまけものじゃん」という寛市の言葉にはドキっとしましたが、そう思われてもしかたないよなぁと思ってしまいましたよ。
そして寛市のラジカセを勝手に使って「モノはみんなで使うもの」など、自分の文化・風習を回りに押し付けるのです。彼は日本のこと学ぶという目的はそっちのけで、ガーナ文化を広めていたみたいな感じでした。
最終的にはなんだか良くわからないうちにナナヤウさんが日本の風習を理解していた、という安直なハッピーエンドでしたが。
それにしても本来寛市の家に来る予定だった、エディーのラストネームの「マーフィー」はいただけないです。