4月20日の感想

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【不幸のどん底】

戦争をしている故郷からはるばるやってきた、不幸を背負う一人の少女、なんていう紹介の仕方をすると、どんなドラマか映画化と思ってしまいますが、これがなんとNHK教育で放送中の「あつまれじゃんけんぽん」のストーリー背景だったりします。
去年度までの「あつまれ・・・」は、ニッチとサッチという宇宙人がやってきてやっぱりちょっと不幸なんだけど、元気にみんなと仲良くやるというストーリーでした。これがなかなかハイテンションな雰囲気があって、声優さんがイっちゃってる感じもして、なかなか楽しめるないようでした。父子家庭のタヌキの子供、ポンちゃんが「お母さんが欲しい」というと、お父さんが女装なんかしちゃったりして、ストーリー的にもなかなか腰抜け度80%ぐらいは行っていたような気がします。いやはや。
そして今回は上記のこれですからね。ギャップもかなりのものです。このシリーズから登場したキャンディーというのが、冒頭の薄幸の少女なんですが、口から吐き出すセリフもなかなかこまっしゃくれています。「友達なんていらない」「こんな学校大嫌い」という言葉はなかなか発せられませんですよね。やはりトラウマが原因なんでしょう。さらに掃除はイヤイヤながらやると思わせておいて、自分の使ったところしかやらない、鉢植えをわざとではないにしろ壊してしまったのに謝りもしない。うむむむ、なかなか渋いキャラクターですなぁ。今後はこのキャンディーがどう心を開いていくのかというのがストーリーのポイントになるんでしょうけどね。いっその事「積み木くずし」ばりに不良少女を演じて欲しいのですが。