前々からとても謎だったんです。「ぐるぐるパックン」の1コーナー、「プリンと遊ぼう」のしずかお姉さんの存在意義が。それが今日やっと理解できました。
登場当初はその強ばって能面のようになった顔と、不安定すぎて視聴者を不安のどん底に落とし入れる歌声で、NHK教育ウォッチャーの間で話題騒然となりました。その後も、その凄まじいソロや形相にめろめろにされていました。ところがです。今日の放送では短いながらもプリンとハモっているではありませんか。笑顔もとても自然ですし、踊りにもメリハリがでてきました。
そうです。しずかお姉さんの存在意義は、苦手なことでもやっていれば上手になれる、という子供達へのメッセージだったのです。視聴者は岡ひろみを見る宗方コーチのような、どヘタクソなアイドルがアーティストに成長するさまを見守る親衛隊のような気持ちで見ていればいいのです。でもちょっとさびしいですね。しずかお姉さんから素人臭さを取ってしまったら何が残るんだろうって考えています。