7月20日の感想

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【春のファミリー・コンサート その1】

もうご存知の通り、今回の「おかあさんといっしょ」は今年の春に行ったファミリー・コンサートを放映しています。今回はその前編という事で、お兄さん達とお姉さん達4人の歌と踊りが中心の構成でした。

オープニングはまず登場の仕方がとても印象的でした。けんたろうお兄さんとあゆみお姉さんは出てきてすぐに「コンサートはピクニック」を歌い出し、つかみはばっちりという感じです。そして度肝を抜いたのが弘道お兄さん、ちかお姉さんの登場です。この二人は1コーラス目が終わったあたりで、アクロバット的な所業をしながら出て来るんです。さすがに体操・新体操をやっていた二人だけあるな〜と感心です。それにしてもいつもは片言しかしゃべらない弘道お兄さんやちかお姉さんのトークが聞けるのがこのコンサートの醍醐味かもしれないですね。二人ともちゃんとした日本語話せるんじゃないですか。それにしてもあゆみお姉さんのワンピースがかわいいです。ホントはもうちょっと短くて、すそに黄色い部分を付け足したらしいです。それなくてもよかったかも。
その後は「てをたたこう」や「パンダ・うさぎ・コアラ」などのお馴染みの手遊びの歌を披露します。もちろん客席も一緒になって唄ったり手を叩いたり、うさ ぎになったり。是非これは実際に行って生で体験してみたい、と思わせる内容です。そしてさらに「公園へ行きましょう」が唄われ、途中からなんだか妙にハデな連中が登場します。赤や緑、ピンクのカツラをしたダンサー達です。この方達はきっと単なる群舞の人達かとてっきり思っていたら、ちょっとはストーリー展開に関係があるらしく、踊りで全ての表現をするという「ダンス共和国から来たダンス人」だそうです。それにしても全てをパントマイムのような踊りで伝えようとして、しかもお兄さん・お姉さん達が何故か言ってることが理解できるってのがステキです。無理がないかな〜とちょっとだけ考えてみたりしました。なんだかんだで「ちびっこカウボーイ」「黒猫のタンゴ」「アイアイ」「山のワルツ」などの歌を歌いながら色々な国のダンスを紹介します。一番気に入ったのは「アイアイ」の時になぜかフラダンスのような事をしているお姉ちゃん達が出てくる事でしょうか?またしても理解不能ワールドが展開されているような、そんな気分にさせてくれます。しかし、一番のインパクト、それは「ハンガリー舞曲第5番」これは有名な例の曲なんですが、誰だこんな歌詞を付けたのは!って感じの内容になってます。ミドとかファドの名前まで歌詞に出てきます。泥棒とお回りさんが仲良く踊るなんて内容もありました。すごいぞっ!全力投球だっ!
そして終わりになってミド・ファド・レッシー・ソラオが登場します。今回はこれで終わりですが、明日は黒鳥扮するチカおねえさんが登場する身にミュージカルをやるのかと思うと夜も眠れない気持ちです。楽しみですね。