7月8日の感想

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【「さんすうみつけた」考察】

「さんすうみつけた」は以前にもマジョンナ様の事を書いた時に紹介しましたが、私はこの番組がとても好きです。例のごとく、内容ははっきり言ってどうでもいいのですが、やはり低学年向けの算数という事もあり、設定がとても面白くなっています。レギュラーはナナおねえさん(どうやら宇宙人)、豚のミィ、そしておおかみのゲンの3人です。マジョンナ様は毎回登場する訳ではないので、ここでは割愛します。そしてこの3人がとても仲がよろしいです。おおかみって肉食なのにです。
ナナおねえさんはNHKのおねえさんにしてはとても色っぽく、踊りも歌も上手でおねえさんとし申し分ない資質を持っています。プリンとケーキを作った時にはエプロン姿まで披露してくれましたし。ミィはピンク色の豚さんなのですが、すごい体型です。胴体がまん丸、そして頭が胴体と同じぐらいの大きさなのです。いや、でもいるんですよね、アメリカだとこういうおばさまが。そして最後のゲンですが、何をやらせても間違いばかりしているというそそっかしいサザエさんの様な人です。今回もやってくれたんです。
今回は文章問題を作るという回だったのですが、いつもの様にゲンがやらかしてくれました。「お昼ご飯の前にくまさんは3匹魚を釣りました。そして、お昼ご飯の後にたくさん釣りました。さて、くまさんは何匹つりましたか?」これじゃまるでなぞなぞです。まぁ優等生ぶってるミィよりは楽しいキャラクターなんですけどね。
この様にこの番組のすごいところは、凄まじいストーリー展開にあると言っても過言ではないでしょう。ついこの間のストーリーでは、たぬきさんときつねさんが登場しました。こいつらが数の数え方を知らず、「私達の人数(匹数?)を、これからはたぬきっつと呼びましょう」とか、同様に「きつねっつ」と設定しちゃったります(ひとつ、ふたつ・・・・たぬきっつ、みたいな感じですね)。タマゴを購入する時に「たまごをたぬきっつください」とか言ってしまったり、それはそれは目が点になるものでした。国語の「あいうえお」と算数の「さんすうみつけた」は、NHK教育の低学年向け番組の中でも特に異彩を放っているようです。